先日、夫の誕生日会を行いました🎉
お互いの誕生日が近く、私の誕生日にケーキを食べてしまったため夫の誕生日には用意しない予定だったのですが、
やっぱり誕生日らしくしたいな〜と思い、当日になってからケーキをパパッと作ろう!と決めました。
スーパーで材料を見ながらウロウロして思いついたのが、カステラで作るドームケーキ!
うちの近所のスーパーは小さく、クリスマス時期じゃないとスポンジは売っておらず、カステラしかなかったのです…。
作ったことはなかったので心配でしたが、大急ぎで作ったらなんと作業時間約15分で完成しました!
これならケーキを普段作らない方でも、ゆっくり作業しても1時間未満で作れると思います。
少し置いておくと味が馴染むので、午前中に作っておやつや夜に食べるのがベスト。
誕生日だけでなく、クリスマスケーキにもぴったり。
今回は、そんなカステラドームケーキの作り方をご紹介します。
目次
材料 (直径18cmのボウル使用)
- カステラ 約20cm 1本
※1本丁度使い切りました。スポンジケーキでもO K。
高さのあるボウルの場合、多めにあると安心です。 - 泡立て済み、口金付きの生クリーム
※今回はトーラクの「らくらくホイップ」220ml 1本
ピッタリの量だったため、400〜500mlぐらいあるとデコレーションも楽しめると思います。
冷凍のものを使用する場合は、あらかじめ解凍するのをお忘れなく。 - お好きなフルーツ
※今回は小玉のメロン半玉分
【シロップ用】
- 水 20g
- 砂糖 10g
①シロップを作る
シロップはなくても大丈夫ですが、甘さとしっとり感をUPさせてくれます。
耐熱容器に砂糖と水を入れ、約30秒レンジにかけて沸騰させます。(鍋で火にかけてもOK。)
お使いのレンジによるため、砂糖が溶けない場合は10秒ずつ様子を見ながらおこない、取り出す際は熱いため注意してください。
取り出したら軽く混ぜて砂糖を溶かし、粗熱を取ります。
②イメージトレーニングをする
お菓子作りは、事前のイメトレが重要です!これは冗談ではなく!!
レシピは読みやすいように簡潔にまとめて下さっている反面、細かい部分は経験や想像力で補う必要があります。
ここで読み込みが甘かったり、こんなもんかなと自己判断をして、大失敗!ってあるあるですよね(笑)
最近はほとんどのものがYouTube等で映像で確認できるため、レシピが多少違ったものでも、いくつか見ておくといいです。
あの器具用意してなかった!とか、ここ難しそうだな!という点は、早速準備したりレシピにメモしたりしておきましょう。
今回はシロップの粗熱をっている間に「ドームケーキ」で検索して、生地の重ね方やデコレーションを確認してみてください。
もう大体の作り方は知っているよ、という方は飛ばして次へ行きましょう!
③カステラとフルーツをカットする
カステラとフルーツをカットしていきます。
カットされているものは、さらに半分の薄さにカットします。
1cm幅より少し細いぐらいになります。
潰れないように、ゆっくり優しく切りましょう。
フルーツは、飾り用と中に入れる分を用意します。
今回のメロンは量が少なかったため、飾り分は5mm程度のサイコロ状にカットして散りばめることにしました。
中に入れるものは、大きさは一口大にカットします。
④ボウルにカステラを敷き詰める
ここまで準備ができたら、ボウルに詰めていくだけです。
まず、ボウルの曲面に沿ってラップを敷きます。最後にケーキとボウルを取り外しやすくするためです。
隙間がある場合は、重ねて全面ラップで覆うようにしてください。
そしてボウルの曲面に沿うように、隙間なくカステラを並べます。
ボウル側面に敷き詰めるカステラは、なるべく綺麗で大きな面が必要です。
不揃い品を使用する場合は、形が整っている部分は側面用に使いましょう。
隙間はその大きさにカットして埋め込んでいきます。
表面に出てくる部分ですので、ここは丁寧に行いましょう。
そして生地にシロップをうちます。ハケがあれば使用し、なければスプーンの背で少しずつ馴染ませていきます。
スプーンの場合は、なるべく背が平らで大きい方が早いため、大さじがおすすめです。
⑤生クリーム、フルーツ、カステラの順に重ねる
それでは中身を埋めていきます。
生クリームをボウルの底に絞り、フルーツを入れます。
生クリームとフルーツの量はお好みです。
ただ、最後の層までバランスよく配分できるよう、最初に入れすぎないようには意識しましょう。
入れ終わったら、生クリームとフルーツが見えなくなるようカステラを敷き詰めていきます。
これを繰り返してボウルの中を埋めていきます。
もし途中で材料が足りなくなりそうなら…!
思っていたよりもお手持ちのボウルに高さがあり、材料が足りなくなりそうになる事もあるかもしれません。
今回はとにかく、
底になる最後の層がカステラであること
最後のデコレーション用の生クリームが残っていること
が重要です!
ボウルいっぱいになっていなくても大丈夫!
最初にボウル側面に敷いた生地がはみ出ている場合は、最後のカステラを敷いたところに合わせてカットし、平らになるように整えてそこで終わらせましょう。
また、カステラが少ない場合は、無理に層にしなくてもOK!
最後に蓋をするカステラ分だけ残して、生クリーム、フルーツ、角切りにしたカステラをランダムに入れて中を埋めましょう。
臨機応変に行きましょう!
⑥時間があれば、冷蔵庫で休ませる
最後カステラを敷き詰め終わったら、その上にラップをかけて優しくギュッと抑えて馴染ませます。
そして時間がある場合は、2〜3時間冷蔵庫で休ませます。
私は時間がなかったため、そのまま飾り付けをしましたが、形が崩れることもなく、味も即席にしては上出来!という感じでした。
しかし次の日余りを食べた時の方が、まとまりがあって美味しかったです。
カステラにシロップも行き渡りしっとりするため、時間があれば休ませた方がいいと思います。
冷蔵庫へ入れるときは、乾燥しないようにラップをしっかりしてくださいね。
⑦飾り付けをして完成!
それではいよいよ飾り付け!
ボウルに一回り大きいお皿を当てて、プリンをお皿に出すようにボウルを逆さにします。
そしてゆっくりボウルを外しましょう。
この時点で崩れが確認できたら、ラップの上から押さえつけるなどして、微調整しましょう。
問題なければ、ラップを丁寧に剥がします。
あとは生クリームを全面に塗り、フルーツを飾れば出来上がりです!
全体に生クリームを塗る時は、上の方から一箇所に多めに生クリームを絞って、それをスプーンで塗り広げていきます。
別のお皿に絞って、それをスプーンですくって塗っていくやり方でもOK。
ツルッと綺麗に塗ろうとせず、少しラフに塗る方がイマドキっぽい雰囲気になります!
注意する点は、力を入れてカステラを擦らないこと。
カステラのカスが表面に出てきて、ボソボソしまいます。
カステラとスプーンの間に生クリームの層を作るイメージで、優しく塗りましょう。
うまく塗れなかった所は、フルーツで隠せば大丈夫です。
完成!
完成ました〜!
カットするとこんな感じです。
生クリームが少なかったので中の隙間が目立ちますが、形も崩れずうまくできました!
まとめ
超簡単なドームケーキの作り方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
私は休ませる時間も取らずバタバタ作ったので、本当に15分でできました!
時間の無い方や、お菓子作り初心者さんにとってもおすすめです!
もっと味のクオリティーを上げたい場合は、やはりスポンジを焼いたり生クリームを泡立てる方がいいです。
時間がある方は、組み立ての手順はそのままなので、スポンジと生クリーム作りから挑戦して、レベルの高いものを作ってみてください🕊