新品のホームベーカリーをレンタルできる、パナソニックのサブスク「foodable」を利用してみました。
サブスクのサービスについては、こちらでご紹介しています。↓

とってもコンパクトな機種ですが、しっかり焼けるのか不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は食パンを実際に焼いてみたので、ホームベーカリーの「SD-CB1」の使い勝手やメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
この機種の購入やレンタルを考えている方の参考になれば嬉しいです!
各通販サイトでの購入はこちら⬇︎
目次
0.6斤のコンパクトなホームベーカリー
今回ご紹介する「SD-CB1」は、本体サイズは、幅18.8×奥行28.5×高さ24.3 cmの業界最小(※1)。
0.6斤(※2)の小さいサイズの食パンが焼ける、コンパクトなホームベーカリー。
日経トレンディ 2025年上半期ヒット 家電部門入賞の商品です。

計量スプーンも付いてくるので、材料を用意すればすぐに始めることができます。
我が家に元々あった1.5斤のホームベーカリーと比べると、こんなにパンケースの大きさが違います。

ペットボトルと並べると、より小ささがわかると思います。

食べきりサイズで、焼きたてを楽しむことができます。
マットな質感も上品で、キッチンのインテリアにこだわっている方でも置きっぱなしで違和感がない家電なのではと思います。
我が家に元々あったツインバードのホームベーカリーと比較するとこんな感じです。
一回り小さくなり、圧迫感もないので出しっぱなしでもインテリアに馴染みやすいと思います。


※1 国内ホームベーカリー市場において、幅×奥行×高さのサイズ。(2024年7月3日時点)
※2 パナソニック社1斤比、約0.6斤相当
サブスクのパンミックス粉で焼いてみる
どんな焼き上がりになるのか、さっそく焼いていきます。
今回はサブスク「foodable」でレンタルすると初月に届く食パンミックスとイーストを使います。
「foodable」のサービスについては、こちらで紹介しています。⬇︎

こちら1斤用なので、半量使います。

用意する道具や材料はこれだけで、簡単に作り始められます。

付属スプーンもありますが、電子秤もあるとより便利です。
・食パンミックス 半量
・水 100ml
・ドライイースト 付属スプーン小1
このミックス粉は、砂糖・塩・バターなどの油脂不要なので、計量がとても簡単。
材料3つを入れるだけで、あとはほったらかしでOK。
面倒な作業がないので、パン作りを習慣化しやすいです。
「デイリーパン」モード
こちらのモードは、焼き上がりまで3時間です。
先述した通り、パンケースにイースト、パンミックス、水の3つを入れてセットするだけです。
パンミックスの袋に書いてある順番と、注意事項に書いてある順番が違うのでどちらが正解か分からないのですが、イースト→ミックス→水の順に入れています。
パナソニックのホームベーカリーは、イーストは別のところに入れるイメージだったのですが、これはシンプルな造りなので全てパンケースに入れます。

水を入れる前の方が、粉を入れすぎた時も、戻しやすいのでおすすめです。

「デイリーパン」モードでスタート。
こねる音も小さく、機械のガタ付きもほぼありませんでした。
焼き上がりはこんな感じでした。


高さは10.5cmぐらい。しっかり釜伸びしました。

焼きたてをカットすると、周りはカリッとしっかり焼かれていましたが、中はふわふわできめ細かい感じでした。
バターを使っていないので若干風味は劣りますが、食事にも合いそうなシンプルな味わいで、サンドイッチ用として向いていると思います。
一晩置くとミミも含めて柔らかくなり、味は塩味を強く感じるようになりました。
(私の体調の変化かもしれませんが)
手乗りサイズなので、簡単にオープンサンドが作れます。

ハムとマヨだけでとても美味しかったです。
小さいサイズなので、子どもも食べやすそうでした。
「クイックパン」モード/違いはあるのか?
材料が半分余るので、次は同条件でクイックパンも焼いてみようと思います。
このモードだと1時間50分で焼き上がり、時短になります。
・デイリーパン 3時間
・クイックパン 1時間50分
クイックパンの場合、イーストが倍量になり、水も冷水(5℃)を使用すると記載がありました。
ただ、冷水を常備していない方もいらっしゃると思いますので、水道水そのままで焼いてみることにします。
またイーストも、前回1スプーン計った余りを全て入れます。
焼き上がりはこちら。
高さはデイリーパンと変わらず、しっかり膨らんでくれました。

冷水でなくても、大きな失敗にはならなそうです。
ただ、カットするとキメの荒さが目立ちました。

時短のため捏ね(パンチング)と発酵が少ないことと、冷水を使用していないことで過発酵気味だったことが原因ではないかと推測します。
味は大きく違いはありませんが、パサつきが気になりました。
正直クイックモードで焼きたい時、冷水を用意するような余裕はないと思うのですが(笑)
より美味しいパンを焼きたいと思うのなら、「デイリーパン」で焼くか、冷水を用意する方が良さそうです。
パン作りも習慣化すれば、冷水を用意することも習慣になると思うので、そういったサイクルができると楽になると思います。
実際使ってみて感じたメリット
使ってみて私が感じた、この機種のメリットはこちらです。
- サイズがちょうどいい
- メニュー数が多い
- 出来上がり時間が分かりやすい
- 片付けが簡単
0.6斤がちょうどいい
実際焼いてみて思ったのが、この大きさが「ちょうどいい」ということです。
ボディが小さいので、「キッチンに常設しやすい」のはもちろんメリットです。
1.5斤のホームベーカリーと比較すると、こんなに違います。

そして出来上がりサイズも小さいので、冷凍せず焼きたてのうちに食べ切ることができます。
1人暮らしでお裾分け先もない…という方も、自分が食べ切れる分だけ作ることができる、次々違うレシも試しやすいので趣味としても続けやすくなると思います。
我が家は子どもが小さくて朝いつ起きるか分からないので、夜焼いて粗熱を取って袋に入れて保存し、次の日の朝食べています。
ちなみに保存する場合は、こちらのパン袋にぴったりでした。⬇︎

起きる時間が決まっているなら、タイマー付きで13時間後まで焼き上がり時間を予約できるので、材料を夜セットして、朝焼きたてを食べることもできます。
焼きたてパンの匂いで起きるなんて、理想の朝すぎます。
だいたい食べきれますが、余った場合はフレンチトーストにするのもおすすめ。
レンジメートプロなら、電子レンジで手軽に作れます。
レシピはこちら⬇︎

※レンジメートプロなら、レンジでトーストも可能。
ちょうど2切れ入るサイズでした。
文明の利器×文明の利器、手軽すぎる。

食パン以外の機能もあり
今回は、食パンの機能2つを比較しながら簡単に焼き上がりをご紹介しました。
レーズンなどの具材を途中投入することで、色々な味の食パンを焼くことも可能です。
またこの他にも、米粉パンやごはんパン、高加水パンなどのモードや、ケーキ、生チョコ、ジャムといったお菓子作りにも使えるモードなど、20種のオートメニューが選べます。

このコンパクトさで、様々なメニューを作れるのはすごいと思います。
レシピブックも付いてきます。

ホームページでも紹介されているので、ぜひ見てみてください。
私はこんなパンを作りました▼▼▼


完成時間が分かりやすい
このホームベーカリーは、時計の表示があります。

メニューを選択していくと、それぞれの完成時間が表示されます。
焼き上がってすぐ取り出す必要があるので、出来上がり時間の把握が必要です。
私がこれまで使っていたホームベーカリーは、「⚪︎分後」表記のみだったので、何時完成なのか脳内で変換する必要がありました。
スタート時に完成する時刻が分単位で分かるのは、地味にありがたい機能です。
またスタートボタンを押した後は、「残り⚪︎分」表記に自動で切り替わります。
これまた優秀で、使っている最中は他の家事をしていて、それが終わって後どれぐらいで出来上がるかな〜と覗きに行くので、「残り⚪︎分」の方が便利なんですよね。
細かいところだけれど、ストレスフリーで使える工夫が詰まっていると思いました。
片付けが簡単
パンケースと捏ねる時に回る羽根だけ洗えばいいので、片付けは簡単です。
加工もしっかりしているので、出来上がってからスルッと汚れが取れ、洗った後の水切れも良いです。
コンパクトなので、水切りかごに置く際も邪魔になりにくいのが良いです。
機械本体も小さいので常設しておいてもいいですし、コンセントがある場所に移したり、使用後片付けたりする時にも軽くて簡単に移動できます。
羽根の穴が洗いにくいですが、少し水につけて柔らかくしたところを小さなブラシや爪楊枝で擦ると綺麗になりました。
SD-CB1のデメリットは?
大きな欠点はありませんでしたが、あえてデメリットとしてあげるならこの3点です。
・出来上がり量が少ない
・餅・麺・焼き芋は作れない
・色は白のみ
出来上がり量が少ない
食パンは0.6斤、ロールパンなら6つ分の生地が出来上がります。
消費が多い方や、誰かにプレゼントしようと思うと、少ないと感じると思います。
まとめてたくさん作りたい派の方は、物足りないと思います。
餅・麺・焼き芋は作れない
他の機種だとお餅や麺、焼き芋などが作れるホームベーカリーがあります。
メニューは20種ありますし、レシピ提案も豊富ではありますが、メニューの幅が狭いと感じる方もいるかもしれません。
色が白のみ
こちらの機種は白色のみで、色が選べません。
上品な白なので、キッチンに置いておいても安っぽさは感じませんが、黒色で統一している方は残念に感じるところだと思います。
1斤のビストロは黒色なので、サイズや値段より色重視方はそちらを選んでみてください。
購入に悩んでいるならレンタルもおすすめ
実際に使ってみても、手軽に使えるコンパクトさで初心者にぴったりの機種だと思いました。
ただ本当にパン作りが続けられるかな?邪魔にならないかな?と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そんな方は、レンタルができるサブスクサービスがあるのでそちらから始めてみるのがいいかもしれません。
私が申し込んだ時は、人気で到着まで1ヶ月ほどかかりました。
それぐらい注目のサービスです。
→【パナソニック公式】コンパクトベーカリーとパンミックスの定期購入サービス
レンタルの詳細はこちらでも紹介しています。⬇︎

まとめ

今回は、パナソニックのコンパクトホームベーカリー「SD-CB1」を使って食パンを作ってみました。
・食べきりサイズで、毎回焼きたてを楽しめる
・業界最小のコンパクトサイズで場所を取らない
・食パン以外も作れる
・新品レンタルも可能
・専用の食パンミックスを使えば失敗も少なく初心者向け
今までホームベーカリーが欲しいな、パン作りを始めたいなと思いつつ、値段や置き場所に悩んでいた方にはこの機種はとてもおすすめです!
レンタル+食パンミックス購入ができるサブスクも便利なので、ぜひ迷っている方はこちらから試してみてください。
各通販サイトでの購入はこちら⬇︎
私はこんなパンを作りました▼▼▼



