今回は、フレンチプレスでコーヒーの淹れ方をご紹介します。
フレンチプレスは、コーヒーの粉にお湯を一気に注いで待ち、時間が経ったらフィルターで粉を押し沈めて抽出するものです。
他の抽出方法に比べ手順が簡単で、誰が淹れても味が安定しやすく、コーヒーの油分を引き出すのでまろやかさが感じられる味になります。
逆にもったりした油分が苦手な方は、好みの味にならないかもしれません。
今回は私が持っている、RIVERSの「HOOP」で抽出方法をご紹介します。
こちらは560mlの大容量で、大きめのマグカップ2杯分あります。
他の容量の器具も、粉と湯量の比率は大体同じですので、お手元の器具をチェックして計算してみてください。
用意するもの
①フレンチプレスの器具
②コーヒー豆(粉の場合は中粗挽きのもの)
③ミル(挽いてある場合は不要)
④熱湯
⑤タイマー
⑥スケール
⑦マグやサーバー
①お湯を沸かす
お湯は抽出量プラス、器具を温める分も多めに沸かします。
沸騰したら器具へ入れ温め、捨てます。
②粉とお湯を淹れる
今回は560mlに対して、36gの中粗挽きのコーヒーの粉を用意します。
深煎りの豆の場合、油分や味が強くなりますので、少なめにします。
30〜36gの間で好みによって調整してみてください。
豆で購入した場合は、中粗挽き(ハンドドリップの時よりも少し粗め)に挽いてください。
中粗挽きなのは、フレンチプレスでは味が強く出やすいことと、細かすぎるとステンレスフィルターから微分が通りやすく、飲んだ時にザラッとしやすくなってしまうためです。
器具の中に全量のコーヒーの粉を入れ、スケールに乗せ、0gに合わせます。
そしてお湯を560ml(560g)注ぎ、4分のタイマーをかけます。
そして、ステンレスフィルターのついた蓋を軽く乗せておきます。
器具の構造が分かり易いように撮った写真なので、これよりもグッと蓋して大丈夫です!
ブクブクと泡が出てきてびっくりするかもしれませんが、鮮度の良い豆である証拠です。
③時間になったらフィルターを押し込む
4分経ったら、ゆっくりとフィルターを押しこみます。
粉が漏れないよう、フィルターが水平に押し込めているか確認しながらおこなってください。
④少し待ってから、少し残して注ぐ
これで完成です。あとはマグカップやサーバーに注いでいきます。
ここでポイントなのは、少し待ってから注ぐことと、最後まで注ぎ切らないことです。
どうしてもコーヒーの微粉が、ステンレスフィルターを通ってしまいます。
そのため、下に落とすために20秒程待ち、沈んだ粉が入らないよう最後まで注ぎ切らず少し残して注いでいきます。
まとめ
とても簡単に抽出ができました!
ハンドドリップと違ってテクニック要らずです。
ハンドドリップが不安な初心者さんは、フレンチプレスから初めてみるのもおすすめですし、同じ豆で、ハンドドリップで抽出したコーヒーと飲み比べてみても楽しいです。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください🕊