妊娠糖尿病が分かるまでについて、記録しておこうと思います。
※個人差、病院によって考え方、指導方法の違いがあるかと思います。
こういう場合もあるんだな、と参考程度に読んで頂けたら幸いです。
食べづわりに苦しむ妊娠初期
まず私は妊娠が発覚してしばらくすると、「食べづわり」で苦しむことになりました。
空腹時が一番気持ち悪く、何か食べると吐き気が落ち着くため、外出する際は飴を舐めてしのいでいました。
産婦人科に通うのもしんどい状況。
待合室でもどうにか飴を舐めて正気を保つ、という感じでした。
しかしこれが良いのか悪いのか、妊娠糖尿病発覚のポイントになったのです…。
初期の検査で採血があると聞かされていなかったので、検査当日特に何も考えず朝ごはんも食べ、
その後吐き空腹の状態になり、そしてなんとか病院へ辿りつくために、飴を2個ほど食べ続けて向かってしまいました。
※ちなみに採血有りでも朝食OKの病院でした。病院によって違うので確認するといいと思います。
その結果、もちろん血糖値は基準より高く出てしまいました。
先生には、「飴のせいだと思うけど、念のため再検査しましょう」と言われました。
ちょうど次の検診が分娩先の大きな病院に予約も兼ねて行かなくてはいけなかったので、結果を送るためにもすぐにまた来てとのこと。
再検査はつわり終わってからじゃダメなのですか…?と涙目になりながらも、その日は帰宅しました。
果たして飴なしで待合室で耐えられるのか…。
2回目はブドウ糖負荷試験
数日後の再検査。
幸い少しつわりが良くなり、なんとか飴なしで病院へ向かうことができました。
検査は「ブドウ糖負荷試験」という、甘いサイダーを飲み、その後の血糖値を測るというものでした。
つわりで気持ち悪いところに、元々苦手なサイダー…地獄の予感がしましたが、飲み始めると、しっかり冷えていたこともあり美味しく感じ、ゆっくりですがなんとか分量を飲み干すことができました。
サイダーを飲む前、1時間後、2時間後の3回採血して、どれかの数値がオーバーしたら、妊娠糖尿病の「疑い」があると判断されます。
「疑い」というのは、妊娠糖尿病と判断する数値基準が「妊娠中期」におけるものであって、妊娠初期において判断するための数値が定まっていないことから、初期の判断は病院によるからだそうです。
私の結果は、飲んだ後の数値がオーバーし妊娠糖尿病疑い。最終的な判断は分娩先の先生に任せましょう、ということになりました。
分娩先の病院で妊娠糖尿病と判断される
そしてまた1週間ほど後、分娩予約も兼ねて訪れた大きな病院の先生に検査結果を見てもらいました。
その結果、「妊娠糖尿病」確定…。
糖尿病を診てもらうための内科の予約もして帰るように言われました。
助産師さんには、「妊娠糖尿病になる方は高齢になったときに糖尿病になる方も多いので、食べ物などを気を付ける習慣がついて若いうちに知れることはいいことでもある」というようなお声掛けもいただき、とりあえず前向きに考えようとは思いましたが、
血糖値測定やインスリン注射などの痛いイメージと、大好きな甘いものが食べられなくなるショックで
がっかりして帰りました。
そもそもスルーするところだった!?
今回私は飴を舐めていたため血糖値が高い状態になり、再検査となりました。
しかし2回目の負荷試験では、空腹時の血糖値は低く、問題ありませんでした。
もし飴を舐めずに検査に向かっていたら、数値は正常値ということで終わっていたので、血糖値の下がり方が悪いことを知らないまま、妊娠初期を過ごしていたのだと思います。
知らなかったら、絶対甘いものをバクバク食べていたと思います(笑)
負荷試験は妊娠中期に行う病院が多いようで、(数値が良ければ行わないところもあるようです。)
早い段階から食生活を改善できたことは、不幸中の幸い(?)だったと思います。
といっても、食事の制限や内科に通う時間とお金もプラスされますし、初期検査は通過して、自分で食事管理をした方が絶対にいいです。
これから検査という方は、飴にはお気をつけください…。
次は、内科での血糖値と栄養管理についてシェアできればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!