赤ちゃんと美術館へ ちっちゃなこどもびじゅつあーに参加しました

2024-07-28
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先日、国立国際美術館の「ちっちゃなこどもびじゅつあー〜絵本もいっしょに〜」というイベントに参加しました。

子ども向けの美術館イベントはいくつかありますが、「赤ちゃん」もOKなものは、なかなかありません。

とても魅力的な取り組みですので、ご紹介したいと思います。

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美術館で赤ちゃんと何をするの?

イベント詳細は、こちらの美術館HPからも確認ができます。

0歳〜未就学の乳幼児とその保護者が対象で、各回5組まで。

事前申し込みで、多い場合は抽選です。

無料で参加できます。

うちの子は1歳4ヶ月ぐらいで参加しましたが、もっと小さい子から、しっかりおしゃべりできる子までいらっしゃいました。

当日の流れは、私が参加した時はこんな感じです。

受付

抽選結果がハガキで届き、そちらが参加証となります。

記録用の写真に写っていいか?などの説明や確認、荷物を入れるロッカーを案内してくださいます。

キッズルームで絵本を楽しむ

集合したキッズルームには、絵本がいっぱい。

あまり本屋さんで見かけたことがない本も多くありました。

スタッフさんがイベントがはじまる前から子どもに声をかけてくれ、絵本の読み聞かせもしてくれました。

イベント内でも、全体に向けて作品鑑賞の導入として絵本の読み聞かせしてくれます。

作品カードで鑑賞

実際に作品を見る前に、作品の写真カードを見て意見を交わします。

どんなふうに見えるか、小さいお子さんも上手にお話ししていました。

我が子はまだ上手に喋れませんが、じっとカードを見たり、周りに置いてある絵本に夢中になったり、自由に動いていました。

実際の作品鑑賞へ

キッズルームから移動し、実際展示してある作品を見ていきます。

スタッフさんが多いので、ほぼマンツーマンでフォローしてくださいます。

作品の見方や子どもへの声の掛け方が分からなくても、スタッフさんがたくさん声掛けしてくれます。

感想の共有・絵本を楽しむ

キッズルームに帰ってきて、どの作品が気に入ったかなど共有しました。

そしてまた1冊、絵本を読んでくださいます。

終了

おすすめの絵本が紹介されているリーフレットをいただきました。

申し込み方法

往復はがきの往信面に、必要事項を記入し送ります。

その返信が参加証になり、イベント詳細や持ち物についても記載がありました。

参加日ごとに締切日が異なります。

詳細は美術館HPへ。

持ち物

・参加証

【参加証以外に、あったら便利だと思ったもの】

・100円玉
コインロッカーが利用できるため、あるとスムーズです。

・貴重品を入れる小さなサコッシュ
作品保全のため、大きな荷物はコインロッカーへ預けます。
財布とスマホぐらいが入るものがあると便利だと思いました。
大きめのポケットがついている服を着ていくのもあり。

・お子さん用の靴
作品を見に館内を歩くため、お子さんが靴でよちよちでも歩けるなら持って行くといいかも。
美術館は通路が広く平坦なので、歩きやすそうでした。
もちろん歩かせる場合は、作品にぶつかったり、触れたりしないような配慮は必要です。

・抱っこ紐やヒップシート
お子さんが眠くなったり、疲れたりした場合にあると便利です。
貴重品入れとしても◎
お子さんに無理に作品を見せなくても、親御さん自身が楽しんでも大丈夫な雰囲気でした。
親御さんご自身が、お子さんと館内を回りやすいスタイルがいいと思います。

・授乳等で必要なもの
授乳室あります。
展示室内はもちろん飲食厳禁ですので、少し大きなお子さんは、事前の水分補給やおやつタイムを取ってからだと安心です。

びじゅつあーのここが良かった!

たくさんのスタッフの方が見守ってくれる

通常時と違って多くのスタッフの方が見守っていてくれ、その中で親も子ものびのび鑑賞できます。

子どもが少しでも騒いだりしたら、他の来場者の方の視線が気になってハラハラしまいますが、

優しく見守ってくださるスタッフさんが、他の方との間に緩衝材のように入ってくださる安心感は大きいです。

出産してからどこに行っても少し肩身の狭い思いをしていたので、久々に私自身が心から楽しめた気がしました。

思っていた以上に赤ちゃんも楽める

すぐぐずってしまうかな?と予想していたのですが、想像以上に作品をじっくり見ていました。

作品を指さして「あ〜!」「わんわん!」(人の顔でしたがw)と言ったり、

スタッフさんに話しかけられて恥ずかしがったり、笑ったり…

色々な刺激を受けているのが見て取れました。

他の赤ちゃんや少し大きなお兄ちゃんお姉ちゃんたちも、とても楽しそうにしていて良い雰囲気でした。

子どもへの声掛けの仕方が勉強になる

スタッフさんが「何に見えるかな?」「何の形があるかな?」などたくさんの声掛けをしてくれます。

私は最初「見て見て〜」ぐらいしか子どもに言えませんでしたが、こうやって問いかければ良いんだ、ということが分かりました。

みんなで作品に対して思ったことを共有する場面では、スタッフさんが意見に対してフォローし肯定してくださり、そういった前向きな姿勢や優しい空気感が、子どもも大人も発言しやすかったです。

子どもが意見を言いやすい環境づくりは、これから子育てをする上でも参考にしたいと思いました。

まとめ

赤ちゃんと美術館はとってもハードルが高いですが、このようなイベントを利用すれば安心して鑑賞できます。

もちろん赤ちゃんにも良い刺激になりました。

思っているより落ち着いて見てくれることも分かったので、平日の空いている時間を狙ってまた子どもと行ってみたいと思いました。

私は美術館が大好きなので、我が子にとっても美術館が身近なものになるといいなと思います。

皆さんもぜひこういったイベントをきっかけに、親子で鑑賞してみてください🖼️