【初心者向け】コーヒー好きなら知っておきたい有名コーヒードリッパー4選

【初心者向け】コーヒー好きなら知っておきたい有名コーヒードリッパー4選

2022-03-19
スポンサーリンク

【アフィリエイト広告を利用しています】

今回は、コーヒー好きなら知っておきたいコーヒードリッパー(ペーパーフィルター)を4点ご紹介します。

この4点は、長きにわたりコーヒー器具を専門としているメーカーの基本モデルです。

美味しさを求めて設計されているため安心して使うことができ、覚えておいて損はない名品ばかりです。

・ドリッパーの違いを知りたい方
・有名なコーヒー器具のメーカーを知りたい方

そんなあなたにおすすめの、コーヒー・ハンドドリップの入門的内容となっています。

よろしければ最後までご覧ください!

スポンサーリンク

①メリタ アロマフィルター AF-M(1〜2杯用)

メリタは、1908年にドイツで生まれた歴史あるコーヒー専業ブランドです。

メリタのドリッパーは台形で、小さな1つ穴のドリッパーです。

こちらのタイプは色もブラウンでおしゃれ。

コーヒーの着色が目立ちにくいのもありがたいです。

何度かに分けて注ぐタイプが多い中、このドリッパーは蒸らした後、お湯を目盛まで一度に注ぐ淹れ方を推奨しており、そこが他社との大きな違いです。

これならお湯の注ぎ方に左右されないため、初心者さんでもいつでも同じ味を出せます。

そしてコーヒーの粉と湯が触れる時間が長いため、味やコーヒーオイル(油分、香り)がしっかり抽出されます。

ペーパーを介すため浸漬式ほどではありませんが、コーヒーオイルのまろやかさが好きな方にはおすすめです。

逆に言えば、湯の調節で好みの味に変化させたい方、あっさりしたものが好きな方は好みではないかもしれません。

もちろん自己流で何度かに湯を分けて注ぎ抽出することも可能です。

しかしドリッパーの構造上、湯の落ちるスピードはゆっくりですので、他のものよりは湯量や注ぐスピードに左右されにくいです。

②カリタ 101-D(1~2人用)

カリタは、1959年設立の日本のコーヒー器具専門メーカーです。

赤いチェックのパッケージは、見かけたことがあるのではないでしょうか?

こちらのメーカーにはカリタ式とウェーブ式の2タイプのドリッパーがありますが、今回はカリタ式のドリッパーをご紹介します。

こちらは台形、3つ穴です。

穴が多い分、メリタより湯が落ちる速度が早いです。

3つ穴ということ、そして何度かに分けて湯を注ぐため、湯量や速度の影響が出やすく、メリタより味の自由度が高いです。

逆に言えば、味が安定しにくいということです。

しかし円錐形のタイプよりは扱いやすいので、初心者さんでも安心かと思います。

メリタよりまろやかさは少なく比較的すっきりした味わいで、今回ご紹介する4つで比較すると、一番バランスがとれたオーソドックスな味わいが出やすいように思います。

③ハリオ V60透過ドリッパー01クリア VD-01T(1〜2杯用)

ハリオはビーカーなどの理化学品を扱うメーカーですが、1948年コーヒーサイフォンを販売するなど、コーヒー器具開発の歴史も長いです。

ハリオのドリッパーは、円錐型、大きな1つ穴が特徴。

円錐型のためしっかりと縦に深い粉の層ができ、コーヒーの粉と湯はしっかり触れますが、大きな穴のためスムーズに湯が落ちていきます。

そのため湯を注ぐスピードを早めても単純に薄いコーヒーではなく、味わいあるすっきり感を作り出せます。

注ぐスピードをゆっくりにすれば、ネルドリップに近い味わいにすることも可能だそうです。

ただ、円錐形のドリッパーは味を安定させるのには練習が必要です。

自分好みの湯量やスピードを見つけるためには、測りやタイマーも用意して挑戦してみてください。

④コーノ 名門2人用フィルター MDN-20 (1~2人用)

「コーノ式」は、1925年創業の珈琲サイフオンの器具を指します。

私は「名門2人用ドリッパーセット」のレッドを持っていますが、ポップな色味がかわいらしいですよね。

コーヒー好きはコーノ式の愛用者が多く、玄人向けの印象です。

他よりは良いお値段にはなってしまいますが、それでもファンが多いのは良いドリッパーの証と言えるかもしれません。

ハリオと同じ円錐形ですが、「リブ」と呼ばれるドリッパー内側の凹凸が違います。

このリブの形状によって、ドリッパーとペーパーの間に隙間を作り、湯の流れを調節することができます。

コーノ式はリブが下部のみにあり、上部はペーパーとドリッパーがピッタリくっきます。

そのため横から湯が漏れず、湯流れが遅めです。

そして上部に浮いてくるアクも横から流れないため、えぐみのない味になります。

またコーノ式の淹れ方は、点滴のように湯を入れ始め絶えず湯を注いでいき、少しずつ湯量を増やしていきます。

このような特徴により、同じ円錐型でもハリオとはまた違った味わいになります。

他のドリッパーと違って、お好みのカラーを選べるのもポイントです。

楽天ビック(ビックカメラ×楽天)
¥4,546 (2024/04/30 16:23時点 | 楽天市場調べ)

まとめ

代表的な4つのドリッパーと特徴をご紹介しました。

①メリタ→小さい1つ穴、一気にお湯を注ぐタイプ、味が安定しやすい

②カリタ→3つ穴、湯流れが良く味の変化も出せるが、バランスが取りやすい


③ハリオ→円錐形で1つ穴が大きい、湯流れ良く好みの味を出せる

④コーノ→リブが下部のみで湯流れが穏やか、雑味のない味

コーヒー好きなら知っておきたいメーカーばかりです。

私はすっきりした味が好きなので、円錐形でスピード早めに入れるのが好みで、主にハリオ を使用していますよ。

☕️ ハリオの公式商品サイトはこちら
ハリオ V60透過ドリッパー01クリア

今回ご紹介したものは、プラスチック製でお手頃価格です。

皆さんもぜひ実際に複数手にとって、ドリッパーによる味の違いを体験しながら、気に入りを見つけてみてください!